2011/06/11

☆月光浴

なぜだか寂しくて

なんだか切ない 帰り道

これでよかったのかなって

立ち止まってしまう


そんな夜に限って

いつも月が見える


大丈夫だよ

なんとかなるよ

頑張れよって

背中を押してくれた あなたみたいに

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★Tiara

町の駄菓子屋
おもちゃの指輪
数百円の小遣いで
キミは誕生日の贈り物をくれた

小さな公園
タンポポの花冠
どこにでもある雑草で
キミは精一杯の贈り物をくれた


なぜいま
昔のことなんかが
懐かしいのだろう


鐘の音が
青空を揺らす


わたしはいま
銀の指輪とティアラを身につけ
契りを交わす

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2011/05/22

☆どくだみ

白のワンピースをまとった

そのひとは

祈りを捧げていた


あのひとを脅かすものがあるなら

全てわたしが代わりに受け止める


薄暗い泥濘の中にあってもひざまずき

いつか出会った誰かのため

密やかに咲いて消えていった


銀色の糸のような雨が降る

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2011/04/03

★いちばん

離れたら

寂しいって思ってほしい


いちばん好きなひと

いちばん大事なひと

いちばん忘れられないひと


どんなときだって

あなたのいちばんでいたい


それってわがまま?

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2011/03/05

☆電脳世界

誰か聞いて 誰か答えて

見えない空間に 言葉を投げ入れた


答えなんて ほんとは要らない


誰かとつながる 可能性があるだけで

僕は自分を保って 生きていける


面倒だから 変化は要らない

必要なのは 固定した安らぎ


液晶画面に浮かぶのは

紛れもなく 僕の生きた証

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★不器用

ほんとは

何だって器用にこなして

何だって手に入れたいけれど


何かを手放して

新しい何かを得る

そうすることでしか

幸せをつかめない

少なくとも あたしは

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☆福寿草

空は梅の花で満たされている

光があらゆる命を綻ばせる


めじろが歌いながら枝を移ると

花びらがひらりと落ちた


残された日は 諦めたくなるほど短い


だからこそ


あなたに願うのは 瞬きひとつでも永い幸せ

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★世界の果て

海辺を歩いている

桜色の貝殻を拾い上げては棄て

少しでも美しいものを探して

それを幾度も繰り返しながら


わたしは歩き続ける

波が貝殻をくるくるとさらった

目指しているのはこの世界の果て

そこでは何を手にしているだろう

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2011/02/27

☆思いのまま

あたしってホントにバカ

バカ正直なのに素直じゃなくて

純白の花を装っているだけ


腕をまっすぐに伸ばして

気持ちを伝えて

あなたを振り向かせて


好き放題言って

色々な服を着て

あなたを振り回して


あたしは思いのままに生きたい

いろんなあたしを見せて

そしてあなたと

笑い合っていたい

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2010/12/19

★オパール

くるくるとまわる

シャボンの色


ゆらゆらとゆれる

わたしの心


石の中を駆ける虹は

希望ですか

迷いですか

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